KAT-TUN×文学①

◯◯を文学的に表現すると?というタグが流行り、見事にそれに便乗したかたちになります。ももです。KAT-TUNに関して文学的に表現してツイートしたものをまとめながらそれに少しの解説、妄想を添えられればと思います。しかしながら私には、文学的に表現することの才能がないうえに語彙力も乏しいのでなんじゃこれはぁぁぁ!!!!という表現があるかと思いますがそのときは温かくスルーしていただけると嬉しいです。

※文学的に表現しようとした際に、まずメンバーそれぞれにどんな役柄を一冊の本のなかで体言してほしいかについて考えてから文章にしていったので、やってほしい役柄妄想になっている気がしなくもないです、そして長いです。


#KAT-TUNを文学的に表現すると?




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愛されたいと願う君の、愛に飢えた姿が愛しい 

【ちょい解説】

亀梨くんと文学…と考えたときに一番に思い浮かんだのがというテーマでした。様々な愛の形の中でも亀梨くんが誰かに与える愛ではなくて、亀梨くんが誰かに求める愛の形。たくさんの人から貰うKAT-TUNの亀梨くんに向けられた愛ではなくて、亀梨和也が欲しいのはもう貰うことは不可能な人からのただひとつの自分への愛。なんて考えながら生まれたのが亀梨和也を文学的に表現すると?の文章です。

【妄想】

私が一冊の本のなかで亀梨くんに演じてほしい役柄はどんなものだろうと考えたときに思い浮かんだのが、「愛を求めているのに愛が何かを知らない人」というものでした。

愛をくださいと訴えるのに、いざ愛されるとこれじゃないと突っぱねる。「俺が欲しい愛はこれじゃない」と言い残して忽然と目の前からいなくなる。そんな人を想像しました。残された人たちは意味が分かりません。愛が欲しいというから愛を与えたつもりがこれじゃないと言われてしまう。でもそれがきっかけで、当たり前だと感じていた愛について考え始める。

亀梨くんが欲しい愛は、本の中で見つかることはありません。それは亀梨くんが愛が何かを知らないからです。愛されたいけれど愛を知らない。だから愛をもらってもそれが愛だと気づくことはない。でも亀梨くんが関わった人たちは愛とは何か見つけ出していく。亀梨くんという存在がたくさんの人たちに愛を吹き込んでいく。そんなお話です。そんな一冊の本の書き出しは

キスを口付けと言うようになったのはいつからだろう。これが最後と自分に言い聞かせてあなたに愛を口付けるのは何度目だろう。もう愛せない貴女を愛す術を探して、空虚な夢に口付けるまでに何度瞬きをしたんだろう。#自担をモデルにした小説があるとすればその書き出しは(亀梨和也)


田口淳之介

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彼は掬い上げて指の隙間から零れ落ちる滴にさえ、愛を囁く 

【ちょい解説】

田口くんと文学を結びつけて考えたときに思い浮かんだテーマは感情です。田口くんはきっとこの世にある万物すべてに愛情を含め様々な感情を注げると思います。人間に限らず、動物、植物、空気…、人々が見逃してしまうような些細な事柄にも感情を吹き込めるようなそんな人だと私は思っています。そんな田口くんを想像していたら生まれたのがこの文章です。私がこの文章のような田口くんを見たいあまりに思い付いたってことはここだけの秘密です♡

【妄想】

私が田口くんに一冊の本のなかで演じてほしい役柄は、「対人間に対する感情が欠落してしまった人」です。ある事件をきっかけにして、人間を信じることも愛することも認めることも全て感覚のなかから消えてしまう田口くん。その代わりに人間以外に対する感情と感覚が異様に発達していきます。だから様々な物や動物、植物たちの声が聞こえるようになります。動物たちも植物たちも、いつも身に付けている洋服も見上げた先にある太陽も当たり前のように田口くんに話しかけてきます。「ねぇねぇどうしてそんなに苦しそうなの?もっと笑って?」と。

人間との関わりで失った感情は必ずしも他の人間との関わりで蘇るわけではない。人間以外との触れ合いの中で少しずつ人間としての感情を取り戻していく。でも人間に対する感情を取り戻していくと、それに比例して今まで聞こえていた人間以外の声が徐々に聞こえなくなってしまう…そんなお話。そんな一冊の本の書き出しは

砂時計の中に目一杯に砂を詰め込んだ。こうすることで、永遠に時が刻まれることはないと思いたかった。掌に付いた砂粒を見つめて「愛されたかった」と呟いても、もう遅いのに。僕の笑顔は2度と時を刻むことはないだろう。#自担をモデルにした小説があるとすればその書き出しは (田口淳之介)


上田竜也

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過去を宝箱に閉じ込めた、カギをかけると未来が見えた 

【ちょい解説】

上田くんを文学と結びつけようと考えたときに思い付いたのは過去と未来というテーマでした。私はまるで別人なのではないかと思ってしまうように、上田くんが印象や雰囲気や世界観を過去から未来へと紡いでいく感覚がとっても好きです。同一人物だと分かっていても、別人なのではないかと脳が錯覚していくような感覚を上田くんには覚えます。それがきっとこれからも続いていくのだろうな、今の上田くんもいずれ過去になって、そして未来の上田くんがまた現在になる。そんな風に考えて思い付いたのがこの文章です。

【妄想】

私が一冊の本のなかで上田くんに演じて欲しいのは「宝箱のなかにある宝石でありながら自分を人間だと信じている人」です。上田くんはあるお金持ちの宝石箱のなかにいる宝石です。しかし自分は人間であると思い込んでいます。上田くんの中では自分が人間として過ごしてきた過去があって、これからも人間として過ごしていく未来も想定されている。それを想像しているときの上田くんはとても美しい。でも本当は宝石。

宝石である上田くんが自身を人間だと思うことで表現されているのは、信じるという感性は宝石のようにきらきらしているものであるということ。そして、人間として過ごす過去と未来はたまらなく美しいということ。そんな含みのあるお伽噺のようなお話。そんな一冊の本の書き出しは

君は感性と言う名の宝石を散りばめては、戸惑いという名の研磨で輝きを閉じ込める。その全てを宝石箱に陳列し、それらをふと眺めるその綺麗な君の横顔を、宝物として見つめる人の宝箱の中に君がいる。#自担をモデルにした小説があるとすればその書き出しは (上田竜也)


中丸雄一


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「笑って」と視線を合わす君の、笑顔を私は知らないままで 

【ちょい解説】

私が中丸くんと文学から思い付いたのはというテーマでした。こうだけどこうじゃない、私と君、といった正解・不正解、自分・他人という対の表現を表すとしたらきっと中丸くんがぴったりなんだろうなと思いました。文章の中でも君と私、笑ってというのにそれを言う人は笑っていない、のような対の雰囲気の表現で中丸くんと文学とを結びつけてみました。中丸くんという文学ならばちょっぴりシリアスなテーマでも、うねることなくテーマの中の真意を人々の心にまっすぐ届けられるような気がします。

【妄想】

私が一冊の本のなかで中丸くんに演じて欲しい役柄は、「過去のトラウマの影響で、自分の思考と逆の行動をとってしまう人」です。例えるなら、道に迷ったときに左に進もうと考える。でも実際に自分の行動としては右に進んでいる。自分の思考を信じて行動した結果、愛する人を傷つけてしまった過去のトラウマから、自分の思考を信じられずに逆の行動をとってしまうという役です。

そうしているうちに中丸くんは自分自身がよく分からなくなっていきます。本当は何をしたいのか、自分の思考があっているのか、それとも行動があっているのか、何が正解で何が不正解なのか。自分が自分を理解できなくなっていく。他人に理解されないことよりもずっと怖い。中丸くんの一日を追いかけながら中丸くんの目線で自分が分からなくなっていく感覚が語られていくお話です。そんな一冊の本の書き出しは

ネクタイは結ぶときよりも外すときの方が面倒だ。靴下は履くときよりも脱ぐときの方が面倒だ。優しさは与える時よりも与えられる時の方が面倒だ。愛情は求める時よりも求められる時の方が何より面倒だ。#自担をモデルにした小説があるとすればその書き出しは (中丸雄一)


今回は題名にある通りKAT-TUN×文学①ということでKAT-TUNメンバーを文学的に表現すると?に解説と妄想(量多め)を加えてまとめてみました~~!!!!妄想がほぼほぼ厨二~~!!!!

KAT-TUN×文学②ではユニットについて文学的に表現したものに解説と妄想を加えてまとめてみたいと思います。

さて!ここまでは厨二期が抜けきらない系女子ももが妄想全開でお送りしました!以上です!