同じアルバイト先の、同い年の重岡くん。

「ほら、ボケッとせんといつものとこ行くで」

ーーー二人にしかわからない、いつものところが欲しいな

 

誰もが一度は考える、“重岡大毅と青春を過ごせたら”、という妄想です。

 

重岡くんはきらきらスーパーアイドルなのに、同い年、隣の家に住んでる幼馴染み、会社の同僚などなど誰かの青春に寄り添う役がとっても似合う。重岡くんと過ごす青春を想像して青春のトキメキと甘酸っぱさを知るのを女の子としての必修科目にしたくなる~~~~!しげちゃん!罪深い~~~!(好き)

 

 

 同い年のアルバイト×重岡くん (21)

 

シフトが2連続で被るとだいたい「今日もお前と一緒か~!なんなん?お前の顔見飽きたわ(笑)」と言われる。もはや言われすぎて突っ込むのもめんどくさい。けど帰り際後輩に「重岡さんさっきあんなこと言ってましたけど、◯◯さんがいないと『今日アイツおらへんのか、退屈やわ』って言ってますよ。素直じゃないですよね~」と無駄なお節介情報を教えられるので謎に照れる。

 

元気がないとすぐに察してくれる。「今日のバイト終わり飯行くぞ、どうせお前は予定ないやろ?(笑)」と誘ってくれるときはだいたいこっちがしんどいことを抱え込んでいるときなので、その察知能力に驚く。従業員の出入口に壁にもたれて立っている姿がびっくりするくらいかっこよかったことは調子に乗るから言わないことにする。

 

「んで、今度は何を抱え込んでんの?お前のその眉間にシワよった顔見せられるこっちの身にもなってみい?はよ言え」とビールを煽りながらこっちを見ずに言ってくるからズルい。抱え込んでいることをきっと誰より早く察してこっちが潰れる前に言いやすい状況を作ってくれるから、やっぱり、ズルい。

 

「で?お前はどうしたい?言いたいことは全部言ったか?ならお前がこれからどうするかを言え、出来る限りで手伝ったるわ」と愚痴を聞くだけ聞いてくれたうえに、手伝えるところを手伝ってくれるらしい。受け止めるのも背中を押すのもうまいところがやっぱりズルい。「おっちゃんこれうまいわ~!おっちゃんに胃袋掴まれそうやな(笑)」とカウンター席から店のおっちゃんに話しかけて秒で仲良くなる重岡マジックにときめきを隠せない。頬っぺたが熱い気がするのはたぶん、お酒のせいだよ。

 

「帰るで~!」とスタスタ先を行くので追い付いてお金を払おうとすると「今日は俺が無理矢理誘ったから俺のおごりや」と言うので、こっちの相談聞いてもらったし、せめて割り勘にしたい旨を伝えると「なら端数だけよこして。なんつーか小銭持ってそうな顔しとるもんなお前(笑)こまいやつ(笑)」と笑いに変えて結局ほとんど払ってくれる。「次、お前のおごりでラーメンな?」と次の約束をサラッと取り付けるから、悔しい。

 

アルバイト仲間は「あいつらなんで付き合ってないの?」「え、もはや付き合ってるんじゃないの?」とくっつきそうでくっつかない二人の距離にモヤモヤしてる。「お互い好きオーラ出まくってるのに、気づいてないのあの二人だけやろ」と逆に周りがやきもき。

 

そんな折、バイトの飲み会が開催される。「お前今日バイト?」と、シフト見ればいいのになんでこっちに聞いてくんの?というLINEが届く。「休み」と返すと、「俺も休みなんやけど今日の飲み会の場所分からへんから、一緒に行かへん?」と返事が届く。掴めそうで掴めない、重岡くんの行動にモヤモヤする。「行く」と返事する。

居酒屋に二人で行く。「寒いやろ先入れ」と押し込まれる。今日に限って脱ぎにくいブーツを履いてくる。待っててもらうのも申し訳ないので、先に言ってていいよ、と伝えると、「待っててやるからはよせえ」と意外な返事が返ってくる。先に行くと思ってたのに。「女の子ってのはおしゃれにメイクに大変やなぁ」って言いながらケータイをいじる姿がかっこよくて手元が狂いそうだ。

 

重岡くんはアルバイト先でも人気なのであれよあれよと後輩の女の子に囲まれる。行ってらっしゃいと背中を押してその輪に押し込んだものの、何だか心が痛い。「重岡さん!一緒に飲みましょ!」「こっちのテーブル来て下さい!」「なんやなんや俺、人気者やなぁ」聞こえてくるけど聞こえないフリ。

 

会話が聞こえるようで聞こえない斜め奥の方にいる重岡くんが気になる。そんなことばっかり考えてたら何だかいつもより飲んだ気がする。頭ふわふわするなぁと思いつつ、隣の席の女の子にトイレ行ってくるねと伝える。トイレから出るとドアのすぐ横に壁に寄りかかって立ってる重岡くん。あ、その立ち姿かっこいい、と思っただけのつもりが口に出てたらしい。「お前、いつもより飲んでるんとちゃうか?あんま飲みすぎると、って…は??!!??」と不意打ちのかっこいいに思考を停止させて照れている重岡くん。

 

「なんなんアイツ…酔っぱらいのくせに……」

 

二次会行く人~!と聞こえてきたので酔いのテンションのまま手を挙げようとすると、「帰んぞ」と重岡くんに連行される。二次会行きたかったと駄々をこねると、「お前ほんま飲みすぎや」と怒られる。「こんだけ飲むのは俺と二人の時だけにせえ、そんな酔っぱらいの面倒見れるのは俺だけやわまったく」と言われる。それは、どういう意味にとらえるべき……?

 

家まで送ってくれた重岡くんにありがとうと伝える。「酔っぱらいは、はよ家帰って風呂入って寝ろ!」とまるでおかんのようなことを言われる。「ほな、明日バイトでな!」と笑顔で帰っていく。笑った顔がかっこいい。なんて、思ったり、しなかったり。

 

あんまりにも二人が焦れったいので、バイトの仲間が重岡くんに早く告白しろ!と詰め寄る。ので余計意識して言えなくなる重岡くん。でもその日のバイト中、すれ違い様に「ラーメン行くで、お前のおごり」と声をかけられる。その言葉待ってたって思ってる自分がいた、とか変なの。

 

ラーメンを食べて帰る。帰り道、どうしてか重岡くんの口数が少ない。けど、その無言の空間が別に嫌じゃない。

 

「あのさ、まぁ何て言うかあれや、俺さお前のこと好きやわ。」

 

と何だかんだでちゃんと告白してくれる重岡くん。かっこいい。わたしも好きです以外の返事がこの世に存在するわけない。

 

ダァ~~~~( ; ; )わたしも重岡くんと健全なお付き合いしたい( ;  ; )ダンダンダンダン

 

重岡くんはこれからめちゃくちゃ彼女大好きマンになって、浮気とか心配じゃないの?と聞かれても「まぁでもアイツ、俺に惚れ込んでるんで(笑)」って言うし、彼女この間重岡さんいないところでめちゃくちゃのろけてましたよ(笑)って言われたら、「アイツ俺のおらへんところで何言うてくれてんねん(笑)俺のこと好きすぎやろ(笑)」って返事する。

 

ハイハイそうですよ~~~~!惚れ込んでますよ~~~~!(彼女面)

 

以上、重岡くん妄想でした♡